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フィルムカメラに使う円筒型のフィルム容器はなんて名前なの?
「パトローネ」と言います.
デジカメ全盛の今となってはフィルムを買う機会も皆無に等しくなってしまいましたね・・・
銀塩用のフィルムには様々な種類があります.35mm用(一般用)のフィルムはパトローネ入りで売られていることがほとんどです.他に,中判カメラ用には「ブロニーフィルム」(心棒にフィルムと遮光紙を巻きつけるタイプ)が使われます.大判カメラでは「シートフィルム」が用いられます.
パトローネ(Patrone)はドイツ語で,「カメラにそのまま装填できるフィルム容器」のことです.
←ちなみに,現像するとこのように色が反転するフィルム(一般向け)は「ネガフィルム」と言います.
←一方,このように現像しても通常と同じ色に見えるフィルムのことを「リバーサルフィルム」(ポジフィルム)と言います.プロやハイアマチュアによく用いられますが,ネガフィルムよりも使いこなすのが難しいです.(現像料金もネガに比べて高額で,プリントしようとするとさらに高い&対応してくれるところが少ないです)
ちなみに35mmフィルムの上下の縁に空いている「連続した穴」のことを「パーフォレーション」と言います.
*35mm判の実際のサイズは「36×24mm」です.
カメラにフィルムを装填するときは最初にある程度フィルムを引き出してから装填しないといけないので,最初の数コマは無駄になってしまいます(引き出した部分が感光するので).
そのためカメラのカウンターが0になるまでカラ撮りするのが普通ですが,私の場合それをケチって真っ暗な部屋の中でカメラにフィルムを装填し,最初の部分もしっかり使っていたという思い出があります.
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